「はいはーいっ!一条さーんっ!」
「はい。なんでしょうか」
この人が先生。元気で、いっつも笑顔の先生。
「あなたの、仕事する場所が決まったわよ!!」
「は・・・はぁ・・・」
・・・仕事?
周りからのどよめき・・・・。
「柚華、すごいじゃん!転入そうそう、仕事来るなんて!!」
「初音・・・。仕事って?」
「住み込みで、仕事をやるのよ?期限は、相手の方が決めるの。いったい誰かな?」
「一条さんには、宮城邸の仕事をしてもらいまーすっ!!」
先生、笑顔でにこにこ・・・。
周りは、さっき以上のどよめき・・・。