「何でしょうか、宮城様」



「あ、朝あった・・・えっと・・・名前」


そういって、私の顔を凝視してくる。



「一条 柚華といいます」


営業スマイルを忘れずに・・・・っと。





「この料理、とっても美味しかったよ。

 久しぶりに全部食べれたんだ。デザートとかあるの?」





そういって、無邪気に笑った。綺麗な顔・・・。





「はい。とってきますか?」




「うん。お願い」





「わかりました。」





そういって、私は頭を下げ、個室へと戻って、急いでとってきた。