「あー終わった終わった。行こ早く、マック」
「分かった分かった。ちょっと待ってて」
美由樹が急かすのを、梓は鏡を見ながら制す。
「晃、今日は図書室行かなくていいの? 生徒会の事とか」
「うん、特に無いから」
「ああ、そーいえばぁ」
あたしの答えを聞いてから美由樹が言った。
「あんた中尾先輩と仲良くしてた所、誰かに見られてたでしょ」
「へ?」
そう言ったのは、あたしと梓。
「え、なにあんたあの美少年の他に会長と?」
豆鉄砲を受け止められないでいるあたし、鏡を持ったままあたしを見る梓、その2人をハテナマークをたくさん表示して交互に見る美由樹。
「なになに、美少年て……!」
ちょっと、と言って、梓はあたしと美由樹を教室の外に出した。
「ゆっくりさ、マック言ってから話すべ。ここは危険」
「了解」答えたのは美由樹。
あたしは無言で、二人に向かって頷いた。どうしたっていうの、なんか不穏な空気、だ。
「分かった分かった。ちょっと待ってて」
美由樹が急かすのを、梓は鏡を見ながら制す。
「晃、今日は図書室行かなくていいの? 生徒会の事とか」
「うん、特に無いから」
「ああ、そーいえばぁ」
あたしの答えを聞いてから美由樹が言った。
「あんた中尾先輩と仲良くしてた所、誰かに見られてたでしょ」
「へ?」
そう言ったのは、あたしと梓。
「え、なにあんたあの美少年の他に会長と?」
豆鉄砲を受け止められないでいるあたし、鏡を持ったままあたしを見る梓、その2人をハテナマークをたくさん表示して交互に見る美由樹。
「なになに、美少年て……!」
ちょっと、と言って、梓はあたしと美由樹を教室の外に出した。
「ゆっくりさ、マック言ってから話すべ。ここは危険」
「了解」答えたのは美由樹。
あたしは無言で、二人に向かって頷いた。どうしたっていうの、なんか不穏な空気、だ。