きっと『所有物』としか扱ってない発言。


結局全て自分のものじゃないと気が済まない廉の意識を思うのに。



それなのに



それなのに



「なんで…?」



そんな優しい目をする訳?




「俺以外知る必要ないし、俺以外知らせない」



廉はそれだけ言って、またあたしに口付けた。