放課後、あたしは迷わず進路指導室に向かう。


それは、あの日の約束。





―――――――――――――…


『何を協力したらいい?』


『協力してくれますか』と言ったあたしに先生は視線を外さないまま尋ねる。低い声に狭い部屋の温度が心臓を高鳴らせた。


身体の芯が疼くなんて、あたしこんな淫らな女だったのか。


『先生と、セックスしたい』



あたしは瞳をそらさず、先生を見つめた。



飛び出そうな心臓が痛い。鼓動に軽い目眩がして、熱い体が震えそうになる。



ゴクリと息を呑んだあたしに、



先生は、クッと笑った。