―――――――――――――… まだ裸のままの廉の身体が規則的に揺れる。 深く唇は奪うくせに、いつも寸前で本気を見せない事なんて当に知ってる。 いつまで、こんな関係続けるつもり? あたしは小さく言葉を落とす。 突き放した事も、拒んだ事もないから分からない。 分かるのは触れる身体のアツサだけ。 別に、感情なんていらない。欲しいと思った事もないけど。 廉はいつだって自由。