後日、知ったこと。
千絵は元から私を突き放そうとしていたこと。
篠原祐が千絵のお金で雇われた手下だったってこと。
クラス、いや、全校の人達すら千絵の脅しに逆らえないってこと。
あれから私は学校に来るなり朝から虐めにあっていた。
登校中、わざと押されたり
靴がなかったり
窓からゴミが降ってきたり...。
それをしている人達はみんな、
罪悪感なんてなさそうに..
ただ、自分が楽になるために私を虐めていた。
こんな日々があれから毎日、毎日....。
春、夏、秋...
季節はあっという間に
冬に変わっていた。