波…月…が???



嘘嘘…


どうせドッキリとかでしょ??



面白くない冗談やめてよ…


『急いで!!』


…!?!?


私は急いでタクシーをつかまえて病院に向かった。



「お母さんっ…」



『は…華…!』


お母さんの瞳が腫れてる。


お母さんの後ろにあるイスに座ってる、ユリとユウキまで泣いてる……



ま……さ……か……!?




『華…こっちよ。』


…………



お母さんに連れられてやって来た病室。



私の瞳に映っている光景は、白いベットに誰かが寝てる。



顔には白い布がかけられてる。



そのベットの横には波月のお母さんとお姉さん…



お父さんは昔、死んだ。



『華ちゃん…近くにいてあげて??』


えっ……?



お姉さん…コレ…誰…??


私は白い布をめくった。