夏休みももう、終わり
学校が始まった。
「おはよ!」
クラスのみんなに挨拶をしたが
返事が返って来なかった
「ゆー!おはよ!」
ゆーとは裕子のこと。
ゆーのシカトだった。
なにかした?
なんで、みんなあたしを避けるの?
「あんたさー、えりかの
智とったよねー?」
「え?」
「とぼけんじゃねぇよ!!」
---ガンッ---- と机を倒した。
「えりか?」
「そうよ!」
「あんただれ?」
「えりかの友達、ちほよ」
「ちほちゃんね」
「うっさい!!馴れ馴れしく
すんじゃねー!」
なんで?みんな笑ってる…
「あんたなんかいなくてもいいんだよー」
あたしは泣けてきた。
「智を返せや!!」
「可愛そうだよ!」
そのとき、あたしの前に人がきた。
「え、りか…?」
ちほちゃんが驚いている
「あたしのおもちゃなのー!!
とんないでぇ♪」
嘘…