『先生は彼女がいるんですよね?』


『いないよ・・・』


先生の言葉にびっくりした反面、嬉しくなった。


でも、クリスマスに買い物してた人は?


『クリスマスは誰と過ごしたンですか?』


『昔の教え子とだょ。お前、クリスマスの日あのスーパーにいたろ?』


先生は私の思ってる事を何でも当ててしまう。


いつしか、私は先生以外が見えなくなっていた。


やっぱり・・・好き。