峰岸の恋する宇宙-そら-(短編)のレビュー一覧
平均評価星数
5.0
2008/06/02 16:36
投稿者:
パンダオサコ
さん
焦がれる
. 人は本気で何かに焦がれる事で もがき苦しむ辛さをも味わうのかもしれません。 けれどもそれを放棄して得た安楽は 本物の安楽なんかじゃないんだと… 宇宙に焦がれた峰岸と 峰岸に焦がれた彼女と… 舞い落ちる桜の花びらは とても美しく それはまるで淡い恋心の象徴のようで 散って、尚、 “永遠”を感じずにはいられませんでした。
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2008/05/24 09:47
投稿者:
夏陽
さん
優しさが胸に響く作品
宇宙に恋する峰岸君を、子どもの頃から想い続ける麻美。 すれ違いを重ねながら、時を経て、再会を果たした二人。その結末は――…。 主人公・麻美が語るひとつひとつの言葉が優しく、温かく…胸に響く作品です。 ラストは、切なさの中にも、溢れんばかりの深い愛情を感じました。 是非、皆さんもお読みになって下さい!お薦め作品です。
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2008/01/08 14:12
投稿者:
からさわなお
さん
優しさが胸にしみる
――あたしは、峰岸の差した空を見上げる。 首が痛くなるまで見上げる。―― 宇宙に恋する峰岸を、幼い頃から一途に想い続ける麻美。 静かに結実していく想いが、二人の間に流れる緩やかな時間の経過とともに、切なく優しく綴られています。 ひたすらに相手の幸せを願う愛の形が、深く胸にしみます。
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