逆に、
みやびに振られた事によって
香月は大きなダメージ受けてる
だろうし…

それこそ、
サッカーを捨てちまうんじゃねーか
って。
俺はそー思うけど…

「なあ、幸喜」

「うん?」

「俺さ、香月もみやびも
 別れてほしくねーし
 香月は大切な友達じゃん?
 だから、香月の才能を
 活かすためにも、
 俺らが協力しなきゃいけねーんじゃね?
 香月は、本当に日本一になれるほど
 サッカーの才能があると
 俺は思う
 高校の先生が金を払ってまで
 あいつに勉強して欲しがってんだ
 俺らも、それを協力するべきだろ
 じゃなきゃ、俺は気がすまねーよ」

「うん」

渚…
とことん友達想いだな~ 笑


「みやびはどんな事が
 あっても、子供を生みたい
 んだろ?」

「だろーな
 俺も、俺にとっても
 香月は大切な友達だ」

「よっしゃ!!!
 香月に黙ってよーかw
 みやびは、俺達が何とかしよう☆
 もし金が足りなければ、
 俺達も出そう
 子供生む時の金な」

「おう」

「でー…
 香月とみやびが仲戻したら、
 利子つけて返してもらうかw笑」

「だなっ」

「よっしゃ、
 つか、幸喜
 みやびのケー番しらねーの?」

「しらねーよ
 でも、働いてる場所は
 知ってる」

「じゃー…
 明日にでも行く?
 愛華とデート?」

「うん
 愛華も居ていい?」

「いいよ
 一緒にいる時、みやびに
 会ったんだろ?」

「うん」

「じゃー…
 いんじゃん?笑
 そろそろ部屋戻るか」

「おう」