「ってわけ」
「マジかよ…」
渚にみやびから聞いた
すべてを話した
妊娠してること、
サッカー頑張ってる香月に
迷惑かけたくないと
思ってる事
香月は、
今サッカーの有名な高校へ
行っていて、
一年、外国の方でサッカーを勉強して
この、高校3年間、
どっかの一年向こうに行っても、
その学校に通ってたことにしてくれると
そう先生に言われたらしい
先生は、留学の少しだけでも、
援助すると、そう言ってたらしい
だから今、それをみやびと一緒に
どーしようか考えてたとこ、
子供ができたんだな
本当にサッカーが上手い香月、
それは誰が見ようと
誰もがそう思うと思う。
だから、俺らもその夢は
捨てないで欲しい
「みやびが香月を応援したい
気持ちもわかるし、
だからって
香月との子供をおろすわけにも
いかないんだろーな」
「そーだよな
でも、別れるって洗濯もどーか
って話だよな…」
「うん…。」