「可愛い名前だね。俺は大輔って名前。よろしく」

意外と声は低くて優しそう。

黒く焼けた肌は外の部活に入っているのだろうか?

「ぶ 部活に入ってるんですかぁ?。」

今にも消えそうな私の声をちゃんと聞いてくれたのだろう大輔君が

「俺はねぇ、サッカー部に入ってるんだけど全然うまくない。」

「いえっ!絶対うまいです!肌黒いもん!!!。」

えっ!?ちょっと私何言ってるの。

恥ずかしい///////

「肌の色じゃうまい下手は見分けれないよ。でも結衣ちゃんが言うようにうまくなるといいな☆」

「変なこと言ってごめんなさい・・・・。」

「全然いいよ。てか何で敬語なの?同じ学年だしタメ口でいいのに。」

「あっ!すみません。」

「ほらまた敬語可愛いね。」

それから私たちはお昼休みずっと話していた。

話してる最中ずっと心臓がドキドキなって聞こえてないか不安だったし

こんなにも胸が締め付けられるような痛みをしたのは人生初だった。

なんか私いつもよりおかしい・・・・・。

もしかして大輔君のこと好きになっちゃったのかも。

でも今はよく分からない。

でもドキドキするのは大輔君だけ。

頭の中グチャグチャだよ。