「っおばけ…っ…!!!っぶはッ…!!」
―…カーテンから現れたのは…、
少し短めの金髪に耳にはジャラジャラ付けたピアス。
ぱっちりした色素の薄い瞳に色の綺麗な唇。
制服をこれでもかってくらい着崩している男の子。
うわー…美形だっ。
「おばけじゃ、なかった…。」
少ししょんぼりした顔で伝えると
目の前の男の子はまた涙を流しながら笑った。
―…
――……
「大丈夫ですか」
汗を流しながら息を切らしてお腹を押さえている男の子にハンカチを差し出す。
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