思いきって扉をガラッと開けると


―…、シーン…。


ピカピカに磨かれたドラム。

丁寧に壁に立て掛けてあるベースやギター。

ぅん、やっぱ軽音部の部屋だ。


だけど………


「…、はれ?…誰もいない…」


さっき、物音…したよな…。


……………。


「、おばけ?」


それともネズミか…


そんな事を考えている時だった。


「っ…、…ぶっ…ッぶわっははっはっは…っ!!!!」


…あれ。何か笑い声がカーテンの所から…