『これで平成〇〇年入式を終わります。』
ふぅーやっと入学式終わったよー!やった~!
まぁ、ボチボチ教室帰ろ。
『ねぇっ、わたし寺川眞奈。あなたは?』
『えっ、アタシ?アタシは七瀬 華奈だよ。』
ここへ来て初めて同級生と喋った~!やったよ~、うれしぃな!
『ねぇっ、わたしのこと眞奈って呼んでいいからあなたのこと華奈って呼んでいい~?』もちろんいいとも!
『全然、いいよ!でも...』
『でも?』
『でも、呼び捨てじゃなくてちゃん付けでいい?』
どうかな?なんか言われたらどうしよぅ。
『な~んだ。そうゆうことか。全然、ちゃん付けでいいよ~!』
ふぅー良かったぁ。
『ありがとね。眞奈ちゃん!1番最初の高校の友達が眞奈ちゃんで良かったよぉ。グスン。』
あぁなんか涙出てきたよぉ。
『そんなことで泣かないの、なんか華奈って涙もろいネェ。』
『だってぇ~ホントに嬉しかったんだも~ん、うわぁーん。』
『ハイハイ。わかりましたヨ。早く泣くのをやめよう。』
あっ、迷惑かけちゃたな。
『ごめんね。迷惑かけちゃって。』
『いいよ!華奈の涙もろい一面も見れたし。』
『なにそれぇー!どうゆう意味で言ってるの~!』
『ゴメンゴメン、あっそれよりさぁウチラのクラス新任教師だってそれもその人、イケメン先生なんだって!』『もしかして眞奈ちゃんイケメン好き?』
『うんっ。そうだよ~!だって盛り上がるし!』