いつものように、あたしの大好きな香りの香水を探す。

チョコレートの香りとか、クッキーの香りとか、いろんな香りの香水。

いろんな香りがあるからどれにしようか迷っちゃうよ!

あたしがいろんな香りの香水を嗅いでたら、あたしと同じ学校のマークがついた制服を着た男の子が、あたしの隣にいた。

『君もこの店の常連さん?』

声をかけられた。
低くて大人っぽい声....

『あっはいっ...』

顔は....超イケメン!!

あたしは彼の目を見つめた。

彼はニコッとほほえんだ。
『この香りよくない?』

自分の手に持っていた香水の香り試しをあたしの顔に近付ける。