流唯

今日は瑠愛とデートの日。
まぁ、旬とその彼女もいるらしいけど。

瑠愛ん家。

なんか楽しげに柚と喋ってるし。
だから、

「俺ら待ってるんすけど。」

って言っといた。

それから瑠愛が家からでてきた。

―――――っ!
すっげー可愛いんだけど。

やっべーな。
相当瑠愛に惚れてんぞ。

瑠愛が挨拶してきたから
適当に「はよ」ってすませておいた。

瑠愛はさびしそうな顔を見せる。
ごめんな瑠愛...。
これは俺の照れ隠しなんだ。

許してくれ......。

んな事思ってたら瑠愛がめっちゃ可愛い
顔と声で、「手ぇ、つなご?」とか
言ってきやがった。

くっ。
可愛い。

さすがに俺はその顔に負けて、

手をつないだ。
不覚にもドキッっとしてしまった...。

「じゃ、今から別行動ね―――!!!」

「ちょっ!柚ー!!!」

「あははっ。楽しんでねー!」

よっしゃ。
瑠愛とふたりきり...。

「瑠愛。」

「ん?」

「ついて来て。」

「えっ?!あ、うん...」

俺が向かおうとしている所。
それは秘密。

「そーいやさ、流唯って呼んで
くれるようになったんだな。」

「あ、うん///」

照れながらそうゆう瑠愛はめちゃくちゃ
可愛いかった。