いつまでも
恋愛(その他)
0
奏 愛美/著
- 作品番号
- 508815
- 最終更新
- 2010/11/26
- 総文字数
- 0
- ページ数
- 0ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 0
- いいね数
- 0
-プロローグ-
『ねえこの蝶綺麗でしょ?』
…見知らぬ男の子が喋りかけてきた。
『うん。綺麗…だね。』
本当に綺麗だった。透き通る羽は透明なピンクなどのカラフルな色合いであった。
『君には見えるんだね…』
『見えるって?蝶が?誰でも見えるでしょう?』
不思議な子。
『この蝶が見えるってことは、君は…天使にえらばれたんだよ。とても幸せなこと。
だけど、君はもう死んでしまっているんだよ。そして天使になった以上、生まれ変わることはない。パートナーといつも一緒にいなければならないんだ…。』
何を言ってるの…?
私は生きているのよ?
『嘘でしょ?』
『嘘ではない。本当の事なんだ。あそこに人がいるだろう?話しかけてみな。』
そこには可愛い小学生の女の子達がいた。
『おはよう。』
一応、挨拶をしてみた。けれど返事はない。
『歩いてみなよ。女の子に向かって。』
言われたとおり、女の子に向かって歩いてみた。
すると…
『何…これ?』
女の子を通り抜けた。まるで私が居ないかのように。
『本当に死んでしまってるんだよ。』
…。
『本当…だね…。』
『ねえこの蝶綺麗でしょ?』
…見知らぬ男の子が喋りかけてきた。
『うん。綺麗…だね。』
本当に綺麗だった。透き通る羽は透明なピンクなどのカラフルな色合いであった。
『君には見えるんだね…』
『見えるって?蝶が?誰でも見えるでしょう?』
不思議な子。
『この蝶が見えるってことは、君は…天使にえらばれたんだよ。とても幸せなこと。
だけど、君はもう死んでしまっているんだよ。そして天使になった以上、生まれ変わることはない。パートナーといつも一緒にいなければならないんだ…。』
何を言ってるの…?
私は生きているのよ?
『嘘でしょ?』
『嘘ではない。本当の事なんだ。あそこに人がいるだろう?話しかけてみな。』
そこには可愛い小学生の女の子達がいた。
『おはよう。』
一応、挨拶をしてみた。けれど返事はない。
『歩いてみなよ。女の子に向かって。』
言われたとおり、女の子に向かって歩いてみた。
すると…
『何…これ?』
女の子を通り抜けた。まるで私が居ないかのように。
『本当に死んでしまってるんだよ。』
…。
『本当…だね…。』
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