「真導!」

淳也が目を輝かせて話しかけてきた

淳也とは、幼なじみの友達で、茶髪で髪の長さは少し長い。腕にはいつも、何かしらの腕輪をつけてる。とりあえず、チャラチャラした奴。

「どうした?淳也」


「真導…まぁ落ち着いて聞けや」

と言う淳也自身が落ち着きがない

「今日の4時に、最近流行中の“超能力者”黒川妖明が急に、この雄奈町でショーをやるんだってよ!やべーだろ?」


「ふーん。」

……なんだ、そんなことか

俺は少し、ダルい口調で
「まぁ…すげーかな…。てかお前、超能力とか興味あったんだな。」


すると淳也は不適な笑いをした。
「ふふふ!真導くん。それは違うぜ。俺は、そのショーで販売される、限定!超能力グッズの腕輪が目当てなのだ!ハ!ハ!ハー!」

「そうか…」
………。
やっぱりな。
コイツが純粋にそんなもんに興味もつわけないよな…。

「んでだ!真導!お前に頼みたいことがある!」

堂々と振る舞いながらいう淳也

「ん?頼みたいことって?」