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「もう…思い出したくねぇな…」
「司…お前…」
少しの期待はある日の言葉に砕かれた。
その時の話と今を話したら…
もう…海斗も…お前も…帰ってくれよ…
「バカだよな…
思い出すと…未だに泣けるんだ…
自業自得なのにさ」
「……司…もういいよ…
辛いんだろ…??
俺だってそんなに鬼じゃねぇ…」
「海斗…」
「言いたくなかったら帰ってやんよ…
チロルチョコ1個で…」
「くはっ、なんなんだよ…」
話すよ。ふざけた海斗だけど、
心配かけたしな。お前も聞きたいんだろ??
あれは…中学に入って半年たったくらいの時。