まだ、間に合う!
きっと間に合う!

そう、心で思い続け走る彩美であった。


「もひ、あもはふをままへばひんとりーはふへん!(よし、あの角を曲がればセンチュアリー学園!)」

彩美はそう言い
角を曲がるすると


ガンッ!


『いっ!』


どうやら角を曲がるとき人にぶつかったらしい

顔を見上げて相手を見る

緑がかかった黒い髪に緑の瞳

うわ、超イケメン!
しかも、まるで王子みたい!


「どこみて歩いてやがんだてめぇー!」



…前言撤回☆