「がんばってねって、オレ。
応援されたけど?」


そんな言葉とともに、あたしをひょいっと抱き上げて


「この交際。
いわば、親のお墨付き?」


聡はあたしをベッドに下ろして、


「でも、さっそく。
こんなことしてるとは思わねぇだろうけど?」


ギシっと音をたててベッドに乗った。


「え?
え?
え?
ママに言ったって…
え?
何?
どんな風に?」