遊園地につく頃には正直、疲れ果てていた。


雅哉さんの掴んでいる場所が熱く感じる。

ドキドキしているのを隠すのに必死だった。


夏休み中ということもあり、遊園地には沢山の人。

小さい子供を連れた家族や、私たちと同年代のグループなど、様々な人たちがいる。


私たちは比較的空いているアトラクションを選んで遊びつくす。

お化け屋敷、ジェットコースター、そのどれもが雅哉さんと一緒だというだけで特別だった。