「あの問題集もう全部解いたのか?えらいな未夢」 悠ちゃんに褒めてもらえて えへへっと照れる私。 「だんだんね、解けるようになってきたの!私、それが嬉しくって。 全部悠ちゃんのおかげだよ?ありがとうね!」 「未夢が頑張ったからだよ。」 にこっと微笑んで、私の頭をくしゃくしゃと撫でてくれた。 あ… また、きゅんってした。 このときめきが少し胸を苦しく締め付けるのは、 片思いだから…なのかな?