「んのやろっ」

男は殴りかかろうとするが、それをユウリは止め、また殴りかかる。

「っー…」

ぐいっ

「俺のことなめんなよ?…下手に船長に鍛えられてねぇからな?」

「っ船長ぉ~?」

「知らねぇの?アルファード号の船長」

その言葉を聞いた瞬間、海賊の表情が一気に青ざめた。

「お前っ…コーダんとこの!?」

そしてユウリはニッコリ笑うが、どこか怖く

「分かってんなら、ささっとそのネックレス置いてどっか行ってくれねぇかな?」

「っちきしょぉっー…」

そうして、海賊たちはすぐにその場から立ち去った。