ルカがそう聞くと、ユウリは、少し強く抱きしめー…

「俺にとってルカはー…すごく大切な人だから…。だから、ずっとそばにいてほしいって思ってる。けど…いつかルカがいなくなるんじゃないかって…心のどこかで思うことがあってさー…。時々怖いんだ…」

「ユウリ…」

初めてルカに、自分の気持ちを、過去を話してくれたユウリ。ルカに話せたせいか、いつの間にかー…ユウリの目から涙が流れていた。