グサッー…

「っー…」

(…?あれ…痛くないー…)

そっと目を開けると、そこには自分ではなく、母親が刺されておりー…

「母さんッ!?」

ドサッー…

「っー…ユウリ…逃げて…」

「やだっー…母さん置いていけないっ!!」

「ったく…お前がさっさと逃げてりゃ、死がなくて良かったのによ?」

「っー…お前らなんかっー…!!」

父親だけではなく、母親も殺されたユウリは、その怒りを海賊にぶつけようと、刃向かうがー…