「ユウリー…。」

「けどさ…。もしあの時、街が襲われてなかったらー…。俺がこうして海賊になってなかったらさ、ルカに会えなかったんだよなー…。」

「うんー…」

ルカはただ、黙って頷くー…。

「そう考えるとさ、少しは気持ち楽になるんだよー…。こんな事言うもんじゃないけどさ…」

キュー…

と、ルカはユウリと手を繋ぐー…。

ルカは何も言えずー…ただ、こうやって手を繋ぐ事しか出来なかった。