少し歩くと、コーダの言った通り、丘が見えた。ちょうど、海の見える、ユウリが好きそうな場所だった。

(えっと…あっ☆いたッ)

ユウリを見つけたルカは、ユウリの元へ。

「ユウリ?」

「ルカー…。片付け終わったのか?」

「うん。…隣座っていい?」

そう訪ねるルカにユウリは、

「おいで、」

と優しく話しかける。