ー…

「でもあいつら、今どこにー…」

この広い海ー…

そう簡単に、居場所が分かるはず…

「ユウリ、俺の情報網なめんじゃねぇぞ?」

ユウリに、そう言い出すコーダ。





そしてー…

すれ違う船に、話しを聞き出すコーダ。

普通の船なら、海賊船をみただけで近づこうとしないが、この船だけは違った。

ほとんどの人が、コーダを知っており、
話しを聞くことができた。

そして
「あぁ、あの船なら、この先南の方へ行ったさ。たしか、近くに街があったはずだ。」

「どうも♪…南かー…」

(…船長すげぇー…。どんだけ人脈あんだよ…)