「そーゆーお前はどうなんだよ!」


と、サトシは必死に反論してくる。



「オレは……知らねーよ!!」


オレは顔が赤くなっていくのを感じた。


部活中、オレは全く集中できなかった。

サトシのこともあるし、美雨のこともある。

オレは一体、どうしたらいいんだろう。と思ったけど、この蓮にも蘭にももちろんサトシにもこの気持ちは話せなかった。




でも、明日も教室に来てほしいと思ってる自分に気がついてしまった。

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