目を開けると…そこには幼い頃見た空と同じ青が広がっていた。

「うーん…また寝ちゃった…」

呟きながら夢で触れた温もりを思い出し、そっと自分の頬を撫でる。

あの人は、今なにをしているのだろう。

「…逢いたい。」

どうせ明日になったら逢えるとわかっているのに声に出して言ってみる。