頬を染めながらも、どこか挑発的に笑うのぞみ。



「は…はいっ行って来ます!!」



嬉しくて僕の方が真っ赤になっちゃって。



「私も…っ楽しみにしてるから!」



笑って手を振って送り出してくれた。


僕も何度も手を振って…自宅を後にした。


よし!


今日は…絶対に絶対に特別な1日にしよう!!


今日は…今日だから、デートしたかったんだ。


君との約束を守る為に。








仕事はかなり絶好調で、思っていたよりも早く終わった。


まだ大分時間がある。


良かった。