<聖夜side>
俺は瑞季のことが好きだ。
いつの間にか噂まで広まっていた。
でも、瑞季には噂が回ってきておらず、
俺はホッとした。
でも、俺が告ると何度も確かめてきた。
あいつには好きな奴がいるらしい。
ある日、そう耳にした。
だから、瑞季に借りた教科書に
メモを挟んでおいた。
多分あいつは気付かないだろう‥
瑞季は俺のことを好きなってくれると
思ってきた。でも、
現実は違かったようだ。