「お待たせしました。」
「本日のスペシャルケーキ。一見、相性が悪そうな桃とキウイをつかった甘さが絶妙なスイーツです。」





「キャーーー。」

凜の目はキラキラと輝いていた。



「凜ッ、早く食べてみて。」




「いただきます。」
恐る恐る口に入れる。


「・・・・・すごい。」

「美味しい。」




「やったーー。ほら、もっと食べて。」
亮は照れながら言った。




「ありがと。」
凜も笑顔で返事をした。