「ねえ、今更だけど、私がお邪魔して大丈夫なの。」



「うん。」
「母さん達はまだ仕事だし、兄さんもまだだろうし。」






「確か、お兄さん大学生よね。」「帰ってるかもよ。」



「う゛ーーん。」
「そうだね。たまには早く帰ってきてるかも。」

「その時は、紹介するよ。」




「お願いね。」
にこりと凜が笑うとさすがの亮でも、顔を赤くした。






・・・・・・凜っ危険物だ。
亮は天然ながらもおもった。





亮の家は学校の近くにあり、すぐに到着した。




「・・・・あれ。めずらしい、兄さん帰ってる。」


そこには兄のバイクがあった。


亮は嫌な予感がした。
いつも帰りが遅い兄がめずらしく帰ってる。そして、僕は初めて凜を家に招いた。で、凜はとても綺麗。



・・・・・本当に偶然。




そして、そう思いながらも扉を開けた・・・・・・・。













さあ、物語がはじまる。