ダッダッダッダッダッ

・・・・・・・。

「馬鹿ね」


「まあ、素直でいいんじゃない?」


「まあね。で、放課後だけど、軽くメイクと髪を巻わ。」


「わかった。ね、確か凜ってインテリっぽいのが好きだったよね?」


「うん。眼鏡なんか昂さんに掛けさせたらいいとおもう」


「じゃあ、連絡しとく」

フフフ・・・・
二人は笑っていた。考えていることはもちろん同じ。策士である二人は今後のことを考えると、学校が楽しくてたまらなくなりそうだと考えている。

キーンコーンカーンコーン
昼休みの終了のチャイムが鳴る。いろいろと作戦を練ってると昼休みはあっという間に終わってしまった。











バン!!!
凜は怜香の机を叩いた。

「びっくりした。いきなり何?」


「ねえ?!どう言う事!!!?先生呼んでないって言ってたわよ!!」


「私じゃなくて亮に言ったら?それに、そんな事よりデートの事考えたら?♪」

う゛っ・・・・・・・
鋭い所を突かれてしまった。凜は言い返す言葉もでない。


フフン♪
怜香は上機嫌。