あぁ゛ーもう!!!どうしよ!!!
凜は放課後にならないように祈ってた。

ソワソワし過ぎて授業も耳に入らない。













ーーーーーーー。




キーンコーンカーンコーン。
昼休みのチャイムが鳴った

「凜!!行くわよーー♪」



「うん」

凜達はいつも離れの図書室で昼食をとっていた。

図書室と言ってもあまりにも古い本が保管されているため、余程の事がない限り生徒、先生は利用しない。言わば、物置みたいな部屋である。

凜達はここを自分達のプライベートルームの用に使っている。まくらやお茶セット、ラジカセにソファー。

快適な空間である。




「凜、紅茶でいい?」



「うん」


ガチャ。
「遅くなりましたー」



「あっ、亮も紅茶でいい?」



「ありがとう」

カチャ。
「さあ!!紅茶もいれたし、凜!お昼飯オープン!!!!」



「いくわよ。ーーーーーオーーープン!!!!」



「サンドイッチ?」


「よね??」


「そうよ!!見た目はいまいちだけど・・・・。」


「まあ、食べよ」



「では」


「「「いただきます」」」