【今日の放課後迎えに行く。メシ食べに行くから。】


・・・・・・・はあ?
思わず口にしそうだった。
断りの返事を返そうすると、つい先程の怜香の言葉が頭に浮かんだ。


・・・・・・。【わかった。】
凜はピッとメールを送信した。




凜がメールをしている間にいつの間にか担任の話は終わり。

「起立。礼。」

ザワザワ。

「凜どうしたの?」



「御飯行くことになった」



「ん?誰と?昂さん?」



「・・・うん」



「やったじゅない!!!落とすんでしょ!?そんな微妙な顔しないの♪」



「ん゛」



「放課後準備しなきゃ♪」



「準備?何するの??」



「まあ、たいしたことしないから。ほら!!授業始まるよ!!!」

そう言われ凜はおとなしく自分の席についた。