トットットッ
カヂャ、パタン


・・・・・・・ん?亮か?


時計を見ると自分がだいぶ寝ていたことに気がついた。













ドタドタドタ
「ッ待ったーー!!」


「あら。どうしたの亮?」


「凜。だめ。ここは兄さんのだよ。」







・・・・・・・・・。








「会話、まる聞こえだっつーの」




「ん?昂?」
外のやり取りの声で女も起きた。



昂はズボンを履き、扉に向い、ガチャ。





ドアを開くと、そこに立つ凜に魅入った。


一瞬、何も考えられなかった。





・・・・・・・すげー美人 。亮の友達にはもったいないな。

「にっ、兄さんッッ。これには訳があって。」


「こんにちは」





声も好みだな。