凜達が通う学校には家政科があり、その生徒達が学園祭に自分達の服を発表するのである。


凜は今年、友達にどうしてもと頼まれ参加することになっていた。








「今年は凜が参加するから、家政科の人達も張り切っているんだ」


「へーーー。」



「ちょっと!!!!
勝手に話進めないでよ!!」



そんな凜の言い分は無視

「また、詳しい事が決まったら言うから」


「ん。」









「ーーーッッ」
「もーいい!!!!帰るわ!!」
ドタッ。バタバタと凜はついに帰る。



「うん。ばいばーい」




・・・・・・・・・・。






「いいのか?」



「大丈夫」
にこりと笑顔で返す。




一見凜が主導権を握っているかと思うが実は亮の方にあった。








ふふふ。楽しくなりそう。
黒い笑みな亮。





・・・・・・・一番のくせ者は彼であった。