梨木は樫家の幸せを最優先に考え、長年の想いに終止符を打つと決意しました。

しかし、明は事件に巻き込まれ(詳しくは本編で)、自殺してしまいます。

樫家は絶望し、心が壊れ、二度と戻ることのない明の帰りを待ち続ける日々を過ごします。

そんな樫家を見るに見かねた梨木は、樫家の心を少しでも癒やそうと、恋敵であった明の[代わり]になることを決めました。

未だ樫家への想いを拭い去れない梨木は、樫家に愛してもらうべく、自分を殺しでも愛する人を救おうと決意したのです…………



ちなみに、本編の回想で樫家と明が楽しそうに話している最中、

「ッ…………」

みたいな感じで、唇を噛み締めるような描写を多々入れてみました。







完全に余談ですが、作者はこの話に感情移入し過ぎて、涙したことがあります………(苦笑)





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