何ヶ月ぶりに先生に
メールした

{何しよん?}


{暇してる}

{先生もてるよねー}

妬いてるなんて言えないから
ひねくれた言い方した


{なんでだよ(笑)}

{けーんーたー}


{何?}


{いっつも呼ばれてるぢゃん}

{はいはい}

{×××-××××××××
電話して}


ブーブー

「先生に電話してとは
いい度胸だな(笑)」

「でしょ?」

「でどうしたんだ?」

素直にいってみた


「妬くの」

「は?何を?」

「だーかーら先生が女と喋ったら
妬くの」

「ばかかお前は」

「…」

「おーい」


「あたしがすきなら付き合って(笑)」


「だーからお前は俺の生徒」

「生徒が彼女になったらいけないの?
生徒と先生が結婚だってあるぢゃん」

「あのなークビになるだろ」


「バレなきゃいいぢゃん」

「お前を寂しい思いさせるし
教師だから普通にあったり
できないだからダメだ」


「いいの我慢する」

「秘密の関係が一番つらいぞ?」

「いい」
「お前泣き虫だからすぐ
泣くからな」

「泣かないもん」グス


「あらもう泣いた」

「ダメ?」
消えそうな声でいった



「ダメぢゃないけど」

「ならいい?」

「大事にできないかもよ?」

「大丈夫」
「わかった」


「けーんーたーだーいすき」

「はいはい」


そしてあたしの辛い
本気の恋が始まった