あたしと別れてからすぐ
恭平は二組の女と付き合ったと
言うことを公表した


廊下を通ったら
恭平とその女

あたしは校内にいられなくなった


あたしの居場所は
そう屋上


屋上で寝ていると


ふわぁ〜とシャンプーの匂い


誰?








あっ中村先生か



「今日は一人か?」


気のさわるの事
言うんやけ〜


「そーだよ」



「あたしら別れたんだよ」

「あっ最近他の女おるな〜」


「…聞きたくない」



「あっスマン.まっお前は若いんだから
大丈夫だ」

「もー死にたいや
あたしが死んでも悲しむ奴いない」


「まっそこの猫くらいは泣くな」

「最低ーっ中村先生は泣いてくれる?」


「んーどーだろーな」


「ね?あたしってそんな魅力ない?
そんな浮気されるくらい物足りない?」

「そんな質問ぜめすんなよ」

「いいから答えて」


「ん〜まぁ浮気したから
お前に魅力なかったとかぢゃないだろ
ただ魔がさしたんだよ
お前は可愛いと思うしイイヤツだと
思うけどな!まっお前がダメな男を
選んだって思えばいんだよ!」

やっぱり大人だな

そう思ったら涙が出てきた


「おい!泣くなよ」

「だってーいいことゆうなって」


「口がうまいだけだよ」


「あはは.女を落とすテク?」


「ばーか」






キーコーンカーコーン



「あっそろそろいかなきゃ」


「おう」


そしてあたしは
階段を駆け降りていった