次の日学校で昨日のぷりを
鏡に貼っていた


鏡なら誰にも見られない
そー思って貼っていた

貼り終わってから

いつもどうり香里奈達と
たまって話していた


「おい!きたねーちゃ」

男子が黒板消しを投げていた

幼稚なと思っていたら

あたしの目の前に
大谷の姿があった


じーとみてたら

「なんだよ」

と近づいてきた


ふふっ

「だからなんだよ」

「自分の顔みたらー?」

チョークの粉が頬についていた


「だっさー落としなよ」

由真達も馬鹿にしている


あたしは笑いながら
鏡を渡した

その時はあのプリクラの事なんて
すっかり忘れていた

「はい!これ見て確かめリ」

......


一瞬違う空気が流れた

「あっ返して」
あたしはきずいて取り上げた


「みた?」

....「チョーク落としてくる」


と言って大谷はどっかにいった