この部屋は恐怖で包まれていた。



頬が痛い・・・。


腕が痛い・・・。


足が痛い・・・。


胸が痛い・・・。



「ほんとに好き・・・?お前には俺しか居ないんだよ。

俺から離れたら・・・」



そう言い終わると彼は私の服を引き裂いた。



「あっ・・・・い・・・嫌・・・」



そんな小さな抵抗は彼には敵わず、彼の手は下半身に伸びた




あぁ、まただ。


また今日も私は人形になるんだ・・・。






「明日歌!明日歌!」


目が覚めると心配した顔の達也の顔が映った。



「達也・・・。」


「大丈夫か?魘されてたぞ」