「でも飛べるじゃん。鳥は!!」
余程自分の意見を傷つけられるのが嫌らしい。
「モモンガとかコウモリだって飛べるぞ。」
「可愛くないもん。」
上空から白いものを落としてくる奴らが可愛いのか?
と言いかけたが今回はぐっとこらえた。
「大体鳥なんて生まれ変わってももっと大きな鳥におそわれて死ぬか、人間の悪ガキに石ぶつけられて死ぬのがオチだぜ?」
「むっ。」
これには反論が出てこないらしい。幼なじみのほっぺがまた膨らんだ。
「その顔やめとけ。ブスが加速するぞ。」
今度はこらえるのを忘れた。
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