すると。


「ふーん。
別にいいよ」


聡は冷めた目で

あっけないくらい

あっさり言って


ひざに手をあてて立ち上がり、


「オレ。
今日どこで寝たらいいの?
南野さん」


よそよそしさ100%の態度で、
あたしを見下ろした。